お客さまの声
お客様の声 山田さま(2)
あれから8ヶ月。一家はどのようなスクールライフを過ごされているのでしょうか?
4月から5年生に進級された沙織さんと、そのお母様のみどりさん(仮名)に、再びお話を伺いました。
親として何ができるか考える日々 −母・みどりさんの声ー
「来た当初は、せっかく来たんだから頑張らなきゃ!という気負いがあったように思いますが、おかげさまで日々のリズムもつかめて来て、肩の力が程よく抜けて来たようには感じています。
“沖縄で親子留学.com”でお世話になったスタッフの方からは今も時々連絡をいただいて、様子を聞いてくれたり、お休みの日に娘と出かけられるような催しの情報をくださったりするんですが、それが本当にありがたいです。
おかげで沙織も学校にも慣れ、お友達との絆も深くなって来ているようで、楽しそうに通学しています。
私は、今は梅雨のこの湿度の高さに驚いています(笑)。さすが亜熱帯という感じの初めての体感ですが、暮らしているからこそのこんな驚きも楽しめるようになってきましたね。」
—沙織さんの学習について、ご家族としてこれまでどのようなフォローをされてきましたか?
「OISは、国語以外の授業は全て英語で行われていて、宿題の問題文も全て英語です。私も少しでも内容を理解して、娘の助けになりたいと思って英語のレッスンを受けたりしたのですが・・・
実はそれが逆に娘のプレッシャーになってしまったようだったので、そうした一般教科の学習についてはあえて踏み込まず、本人に任せることにしました。歯がゆいこともありますが、適度な距離感を持って見守るように心がけています。その代わり、娘の方から質問してきてくれることについては、ちゃんと考えて丁寧に答えるようにしています。」
—沙織さんの取り組み方はいかがですか?
「宿題の問題文などでわからない部分は自分で辞書をひいたりパソコンで調べたりしながらやっています。もちろんまだまだ他の生徒さんたちとはだいぶ差があるのですが、4年生から入ったので差があるのは当たり前ですよね。
でも、学校もそのための補習クラスなどの環境を整えてくれていますし、インターナショナルなので、逆に日本語ができない子もいて、そういう子達は国語の補習クラスに行っていたりするんです。
だから“自分だけが”という劣等感を感じるということもないようで、すごく英語が上手な子のことを目標にして“あの子すごいんだよ”と私に教えてくれたりしています。」
― 前向きで素晴らしいですね。結果は出て来ましたか?
「はい!おかげさまで、補習クラスはレベルに応じて2クラスあるのですが、下のクラスから上のクラスに上がったり、ちゃんと結果にも現れています。そういう努力はしっかり認めてあげたいなと思っています。」
—英語以外の教科はどうですか?
「算数などの科目で、日本の学校教育と少し進み方が違うところもあるようで、公立校で4年生の前半まで学んでいた沙織がまだ習っていないことが出てきたりすると当然わからず、もどかしさを感じることはあるようです。
そういった教科については、外部の塾に通うことでフォローしています。」
親も子も、視野の広がる教育
「最近では、UOI(*1)という授業で、“自分と他者との関係性について考える”という授業があった時に、私と娘の関係性、私と夫の関係性、私と友達の関係性など、私にとっての他者との“関係性”について、それぞれどう違って、どう捉えているか、ということなどを聞かれました。
(*1)UOI 【Unit Of Inquiry】
UOIは、自分の身の回りの出来事を、世界で起こっていることと結びつけながら、
自分の力で「しらべ学習」する授業。以下の6つの探求テーマが設定されている。
1、私たちは誰なのか
2、私たちはどのような場所と時代にいるのか
3、私たちはどのように自分を表現するのか
4、世界はどのような仕組みになっているのか
5、私たちは自分たちをどう組織しているのか
6、この地球を共有するということ
(参考:オキナワインターナショナルスクールHPより)
UOIではその他にも、地球環境のことや、新型コロナ感染症のことなどを深く考える時間をとるなど、子供たちが「学校の教室で学ぶこと」と「社会」とのつながりを意識したご指導もいただいているようで、英語教育同様、インターナショナルスクールならではの探究心や自主性を育むカリキュラムの一つです。
大人が問われても難しい内容なので、私も一生懸命考えて答えるようにしていますね。」
—現時点で、OISを選んで良かったと思う点はどういったことですか?
「環境の良さや、しっかりした対応をしてくださって安心して子供を通わせられる点などはもちろんですが、私たちに関していえば、まず挑戦できたことが良かったです。挑戦することで、それまでの生活からガラリと変えないといけないこともありましたし、その都度決断が必要でした。うちでいえば、お父さん子だった沙織がお父さんと離れて暮らすことを決意したことはとても大きなことでした。でもそれを決心できたことも成長の一つだったと思います。
そして、OISに通い始めて、UOIやIBプログラムなど、公立校の授業にはない価値観で物を考えることを学ばせていただいて、子供はもちろんですが私の視野も広がったように思い、それが本当に良かったと思います。」
毎日が楽しい! —OIS小学5年生・沙織さんの声—
「ありがとうございます。5年生になって、また新しく転入してきた友達も増えて、学校は楽しいです!」
—今、沙織さんの学年は何人くらいの同級生がいますか?
「5年生は1クラスだけで、22名です。そのうち20名が日本人で、韓国人と中国人が1人ずついます。」
—お友達とはどんな風にコミュニケーションをとっていますか?
「学校では、友達と話す時も英語を使います。最近、先生が考えた新しいゲームがあって、みんなで“English Flower”という名前をつけたんですけど、ハワイのレイ(花の首飾り)を使ったゲームで、友達と話しているときに日本語を使った人にレイをあげるんです。別の人が日本語を使ってしまったら、その人にレイを渡します。それで、1日の最後にレイを持っていた人は、次の日の朝にみんなの前で歌を歌ったり、踊ったりしなくちゃいけないんです、罰ゲームみたいなことで。だから私もレイをもらわないように、英語で話すクセをつけようと頑張っています。」
Think Positive! スクールライフは前向きに!
「正直難しいところもあるのですが、仲の良いお友達ができて、わからないところは友達に意味を確認させてもらったりしているので、大丈夫です。
実はその子は親友でもありライバルでもあるんです。彼女は小学校1年生の時にOISに入って、その時は補習クラスだったらしいのですが、今では他の誰よりも英語が上手な子なんです。だから、私もその子みたいになりたいと思って、頑張っています。」
—とても前向きで素敵な関係ですね!
「学校の友達にも、沙織ってPositiveすぎる!ってよく言われます。(笑)」
—学校の先生は、日本の学校から転入してきた生徒に対してもわかりやすい授業をしてくれていますか?
「5年生になってから、担任の先生が英語しか話せない先生になったんですが、先生も一生懸命日本語を覚えようとしてくれています。でも、どうしてもわからなかったり、通じなかったりする時は、英語の上手な生徒の誰かが通訳したり、お互いに努力しています。」
—沙織さんは、OISに転入して良かったですか?
「はい!私はとにかく英語が好きなので、英語の勉強をたくさんできるというのがまず嬉しいです。あと、UOIなどのこれまで考えたことがなかった新しいことを考えたりできる授業があるのも良いと思っています。」
—どうしてそんなに英語が好きになったのですか?
「自分でもよくわからないのですが・・・興味を持ったのは多分、発音の響きが面白かったからだと思います。
それと、小さい頃からお父さんやお母さんと海外旅行に行ったりした時、お父さんもお母さんも英語があまり得意ではなくて、お父さんに“いつか沙織が英語の通訳をしてくれるようになったら嬉しいな”と言われたのがすごく嬉しかったんです。
だから、大好きなお父さんのために期待に答えたいというのもあるので、毎日1つでも新しい英単語が覚えられたりするとすごく嬉しいし、これからも頑張りたいと思っています。」
お二人とも、前回よりも少しリラックスした様子で日々のことをお話しくださいました。
沙織さんは毎日を一生懸命に、お母様のみどりさんも常に万全のサポートを考えながらも、
無理なくしっかり過ごされている様子が伝わってきました。
さらなる成長が楽しみな沙織さん、引き続き、頑張ってくださいね!
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